贅沢な日々

44日間に及ぶ「上高地写真展」が一昨日閉幕しました。期間中に10,000人を超える来場者をお迎えしました。毎週土日の当番を担当して、前後に撮影できそうな日には延(前)泊したり、搬入時の会場作りと搬出時に数日要したので全部で19泊して25日滞在していました。

滞在中は朝3時頃には動き出して、展望台や河童橋から穂高の稜線を仰ぎ見ることから始まり、小梨平や岳沢湿原には何度も足を伸ばしました。朝食を済ませてからは田代池に向かったり、明神・徳沢方面にも出掛けることがありましたので、1日平均15~20,000歩が当たり前になっていました。今回は長靴を履いていたので、足の裏が厚くなった気がするくらいです。

6月初旬は星撮りでしたので、夜0時に起き出して夜中ずっと撮影を続けていて、気が付くと朝日が昇って来る時間でした。また、ニリンソウやコナシは今まで以上にたっぷり撮ることが出来ましたし、今までは梅雨時期に上高地入りすることがなかったので、レンゲツツジが咲き乱れる岳沢湿原や田代池は凄く魅力的でした。

土曜日はお昼から、日曜日は午前10時から会場内でご案内していましたが、当番が複数名いる時などは交替で撮影に出ることが出来ました。ベニバナイチヤクソウやショウキランなどの花たちや初めて出会う虫たちを追いかける日々はとても刺激的でした。

5月半ばから6月末までの1ヶ月半に亘って撮影出来る環境が与えられたことがなにより幸せなことでした。撮影しているうちに次々と撮りたいものが現れて、黙々とメディアに記録していく日々が続きました。このまま上高地で過ごせたら良いなぁ~と思うくらい、上高地の魅力に取り(憑り)付かれてしまいましたので、上高地を去ることが淋しく感じられます。(笑)

今秋の上高地写真教室は10月30日(水)~11月1日(金)に ザ・パークロッジ上高地 を拠点に開催予定なのですが、ずいぶん先の話なので、それまでの間のいつ頃なら再訪出来るのか考え始めました。

大荒れ

朝食の時に既に大雨警報が発令されていて、早目に上高地から帰った方が良いレベルになっていると説明があって、同宿していたボランティアの方たちが「バスが止まってしまうかもしれない」と、大急ぎで帰り支度を始めていました。宿舎から外に出た途端に、梓川が氾濫する程の勢いで流れ下っているのを目の当たりにしました。川幅一杯に流れる濁流はカフェオレ色で、時々大きな樹木が流されていて、河童橋の上から見ていても呑み込まれそうな怖さを感じました。

増水のためにあちこちで冠水があって、通行出来ないところが出ていました。大正池から歩こうと思っていたのにバスを降りる許可が出なかったとか、明神方面に向かった方たちが途中で引き返して来たとか、乗鞍に向かう予定だったのにバスが行けなくて、急遽上高地に変更になりましたけどね~と話す方もいました。

写真展会場は終日、来場者で一杯になりました。

写真展最終日

上高地は撮影に出られないくらいの強い雨が降っています。この雨は終日続く予報なので、今日もたくさんの来場者があることでしょう。最終日を楽しみたいと思います。

昨日は早めに到着できたのでショウキランの撮影から入りました。そのあと、自然公園財団のスタッフから ササバギンラン (笹葉銀蘭) の咲いている場所を教えてもらったので現地に向かいました。ササバギンランの白い花は雨が降って薄暗くなった登山道を10分程登ったところに数本、ひっそりと咲いていました。

また、自然塾の高橋さんから ジンヨウイチヤクソウ (腎葉一薬草) の場所を教えてもらったので、これも確認に。もう少しで咲きそうです。

あちこち歩き回ったので、歩数計は大きな数字になりました。

最期のお勤め

「 上高地 春から夏へ 」写真展の最後の当番に向かっているところです。今朝は3時半起床でした。6月29日(土)~30日(日)は雨の予報ですから、きっと会場内は賑わうことでしょう。楽しみたいと思います。

スマートETCから入るといつも

自宅から上高地バスターミナルまでの178kmを高速を使わず下道を快走して参ります。でも途中の姥捨スマートICから松本まで高速を使うことにすると、狭くて急な山越えを回避出来るし時間短縮にもなるので、土曜日曜は割引があることと、スマートETCから入れてトイレも快適だし、時には利用することにしています。所要時間4.5時間のドライブは今回で7回目。良く通ったなぁ~、無事でなによりだったなぁ~と言うのが正直なところです。

写真は5月25日(土)の入山時に撮影したので「志」の雪形がまだ残っています。

カマキリ 3

最後の仕上げを試みようとしている蜘蛛。

完全に動きをなくしたカマキリを自分の巣の方へ運ぼうとしている様子。

カマキリの後脚だけが蜘蛛の糸にかかっている状態で、蜘蛛はカマキリの背後に回って何やらごそごそしていた時に、何事が起きたのでしょう? 後脚が引っかかっていた蜘蛛の糸が切れて、このまま、葉の生い茂る山茶花の生垣の奥下の方に落ちていきました。

6月14日(金)8:36am-9:11am 690枚撮影

カマキリ2

山茶花の生垣を覗いていたら、カマキリが蜘蛛の巣に落ちて藻掻いているところに遭遇した。しばらく見ていることに。蜘蛛の糸の振動を察知した チビアカサラグモ が接近。このあと、息詰まる展開を目の当たりにする。

カマキリの身体の周りを素早く動き回り、写真には写り切れないほどの細かな糸が絡まっていく。この時点で前脚は動かせなくなっている。腹部と左後脚だけ辛うじて動かせる状態。

このあと、カマキリの頭部に蜘蛛が喰い付いたまま暫く動かない状態が続き、その後、それまで動いていた腹部も動かなくなってしまいました。