涙が出る

あれこれ迷った末に電話をかけることに決めた。お忙しい方なので日曜日の10:00am頃なら手が空いているだろうし、失礼がないかもしれない。ご立腹だったらどういう風に話を切り出し、話を続けたものか、最後にはどういう風に話をまとめれば良いか何度もシュミレーションしたことを思い出しながら。フィルムの弁償は保険が利かないから、どういう風に償えば良いのかなど、あれこれ考えたことが上手く伝えられるだろうか心配しながら。

受話器の向こうから「お元気ですか~」と切り出されたので 一瞬 ? と息が止まる。「・・・かなり落ち込んでいます・・・」と小声で返すと「おや珍しい。どうなさいましたか?」「先週半ば頃にメールを差し上げたのですが、お返事をいただけなかったものですから・・・てっきりご立腹かと思いまして・・」「あ~、僕は先週は忙しくてmailを読む暇もないほどでしたので、それは失礼しました。」「お預かりしたフィルムが我が家で管理している封筒の中に見つからないものですから、無くしたかと思って・・・」「はいはい、上高地でお預かりしましたよ。梱包作業の最中でしたかね、奥の和室のテーブルのところでしたよ。」「やっぱりそうでしたか!そんな記憶があったのですが・・・皆さんと一緒に送らせていただくことにして持ち帰ったと思ってました。」「ご心配なら、すぐに電話してくだされば良かったのに!」「とんでもありません。ハッセルブラッドで撮った大事なフィルムですから、家の中を何度も何度も探してからにしようと考えて、それでもダメだったらと。mailのお返事をいただけなかったものですから、ご立腹に違いないと落ち込んでました。」

こんな代表には任せられない❗解任だ‼️とか、次の写真展は辞退させていただきますとか、退会しますとか、考えていたネガティブな発言ばかりを披露して、あとは笑い声が続くばかり。

ほっとした。なんだか気が抜けてしまって、気がついたら涙目になっていた。いや、次の写真展の時には同じ轍を踏まないようにしなくちゃ‼️良い勉強をさせていただいたと思わなくちゃ、今度こそバチが当たる。

落ち込む

お預かりしていた大量の写真原稿を会員宛に返却しようと、送付用封筒に写真原稿を入れ直していて気が付いた。フィルムで提出して下さった会員Aさんの原稿だけがないので焦る! 6✕6のブローニータイプのフィルム。フィルムを入れて送ってくださった封筒、返却用に用意された郵便切手、この他にメディアを送ってくださった時の封筒、特徴のある文字、全て記憶の中に鮮明に残っているのに、それらを一纏めにして保管していた封筒が見つからない。痛恨の極み。

我が家の中で可能性のあるところを何回も探しまくる。スキャナーで読み取った画像は先生のところにmail送信しているので、あるとしたら我が家、若しくは上高地の会場に限定される。でも上高地の会場にこの封筒だけが残されていた可能性は皆無に等しい。改めて我が家を繰り返し探すが見つからない。

上高地写真展の搬出作業をしている時に、原稿を持ち帰るか否かを話題にしたような気がするけど、あまりにも慌ただしかったので当時の記憶は曖昧で頼りない。上高地に全ての写真原稿を持って行き、会場内でも封筒に入った一式を確認した頼りない記憶がある。お持ち帰りになるならそれでも良いけれど、他の方たちと同じようにまとめてから一斉に郵送したいという自分の意向に同意してくださったような記憶もあるけど曖昧。その時の状況を確認しようと思い、断腸の思いでAさん宛にmailを送ってみたけれど、数日経過しても連絡がないことからすると、アウト!確定。_| ̄|○

画像そのものはスキャナーしてあるので再現は可能だけれど、問題はそこではない。大切なフィルムをお預かりしていて管理しきれなかったことが問題なのでお詫びしなければならない。また、同じように写真展を準備する際には自分の管理力が信用されないことになった。悔やみきれない汚点。

年賀状の印刷が進まない。

講評会1204

今回は上高地写真展の期間中に撮影した15点を見ていただいた。会期中は宿泊先から写真展会場までの間の往復に専念していたので、撮影エリアは限定的で、歩いても10分程度の範囲。そこで何をどう撮るのかに着目したものを提出した。「上高地 秋から冬へ」を自分なりに表現したつもりだったので、先生の反応が楽しみだった。ジーっとご覧になって暫くしてから「なかなか良いんじゃないか」と一言。嬉しかった。トリミングスケールは一度も動かなかった。

会員の作品を見て学ぶことは大きい。自分が撮影している渓谷の写真も新鮮な発見の連続になる。そこに先生の指導が入ると見違えるほど改善されていく。先生と会員のやり取りには特に耳を傾ける。このやり取りが次の撮影時の参考にならない筈がない。そうか,自分もやってみよう! 撮影に出かける楽しみが膨らむ。

参加者が多いと一人当たりの時間は制限されてしまい、半日があっという間に過ぎてしまう。四半期に一度開催するのが理想的なので来年の課題にしたい。夕方17:00pmから忘年会を兼ねた懇親会を開いた。途中で撮影した画像は以下のとおり。

 

 

厳冬期にまた

上高地から下山する前日の夕焼け(12日)と当日(13日)の明神の上に出た面白い雲。上高地の撮影は稜線と違ってすぐに飽きるという人が多い。確かに回りを見上げるばかりだから変化が限定的なのは分かるけど、見上げれば撮れるのだからそれも面白いかも。

21日までに完全復活が出来なかったので燕岳に入れず、在宅で写真展のまとめを続けているけれど、年明け後に河童橋から先に撮影に入る計画があるから体力回復に勤しまないと。整形外科で電気治療を続けながら牽引も再開した。

 

晩秋の落葉松

写真展会場を一度だけ離れて撮影に出たことがありました。梓川沿いに赤い実を付けたナナカマドがあって、10時過ぎると光が射し込むので、その時を撮りたいと話したら実現したのです。

涸沢のナナカマドは背が低いので撮りやすいけど、上高地は背が高く仰ぎ見るばかりでうまく収まらない。稜線を背景にして何枚か撮影してみましたがいまいち。コナシの実を見つけて撮るも枯れ枝が邪魔をしていることに後で気付いてガックリ。時間も時間だからと諦めムードでバスターミナルの駐車場に出てみたら、晩秋感に溢れた落葉松が輝いるところに出くわした。黄葉の盛りの落葉松も素敵だけど、老成した落葉松も捨てがたく魅力的。写真は何枚か撮影した中の一枚をあげてみました。

 

奥穂岳倒影

宿泊先から出て暫く歩かないと稜線の様子は分かりません。部屋の窓から外を見て、ガスが出ているから今日は無理だろうと思っていると奥穂高あたりだけ出ていたり。現場はいつも行って見ないことには始まらない、のです。

この日は写真教室の朝で、自分は朝食を摂ってから遅れて現場に行くと、宏倫先生と何人かの生徒が水際まで降りて撮影していました。暫く眺めていましたが面白そうなので参加。川の岸部寄りに大きな石がありその上の水が溜まっているところに、なんと奥穂高を倒影させているではありません‼️真似してさっそく撮影。此の時は20mmのレンズを宿泊先に置いてきてしまったことを悔やむ。ところがこの石近くにまで辿り付くのが一苦労。石の上がツルツルに滑る。腰を落として恐る恐る進んでいく。勿論、三脚など立てられないから手持ちで縦位置。ぶれることを覚悟で撮る。本当ならじっくりと時間を掛けたいところ。時計を見ると8時10分前。開場のタイムリミット。

樹上の猿

猿には3日に1度の頻度で会いました。木の実がたっぷりと付いた樹上にいる猿を撮りたいと思っていたので、良いタイミングで撮れてラッキーでした。

宿泊先を出て暫くすると彼ら集団に出くわすことが多く、そういう時はすぐに望遠レンズに直して撮りながら進みます。何頭も一緒になってこちらに向かってくる場面は迫力があり、撮影はそこそこにして写真展会場に急ぐことにしていました(笑)。

 

カラス

写真展の後片付けが進み、残った荷物の量は僅かになりました。大半は保管場所に移しただけですが、生活エリアが広々とするのは大切です。その後、書きものを少しして郵送の準備までしたところで今日はお終いに。書きものはまだあるので、本日一日かけて終わらせるつもりです。

上高地写真展の開催中は会場に殆ど張り付いていましたので、撮影は朝の早い時間か夕方と決めていて、宿泊先との往復する間だけで撮ることに。勿体ない思いもありましたが写真展に集中することに決めていました。と言うのも、一度、早朝の撮影に出た時、撮りたい気持ちが昂じて時間が押してしまい、帰還してから後の朝のルーチンワークに支障が出たからでした。二兎追うもの一兔も得ず・・・のとおり(笑)

上の写真は撮影の機会の少ない中でも楽しみながら撮れた一枚で、夕焼ける奥穂高を見上げて鳴く烏。ハシブトカラス。

 

体調悪化

上高地写真展の間ずっと、咳が出て、痰が絡み付いた。就寝中も、喉元でゼロゼロとした音が続いていた。一向に回復する気配がなく、横ばいが続き、背中に痛みが出て来るようになった。気が張っているから、なんとか乗りきれたのだろう。写真展が終わり、片付けも終わる頃になると様態は更にひどくなった。発熱を感じたり、洟が出始めた。手持ちのバファリンやチョコラBB等を飲み、下山のハンドルを握った。

バスターミナルの南側にある大学の診療所を受診すれば良かった。松本市内のドラッグストアまで車で下りて必要なものを調達できたのに。下山する車の中で気が付いた。

レイクウォークの納め会が夕刻に予定されていたけど、キャンセルの連絡を入れた。途中で昼食休憩。薬屋で柴胡桂枝湯サイコケイシトウを手に入れた。早く直さないと❗

眠気と戦いながらなんとか無事に帰還。ところが頼りの主治医がまさかの休診。やむなく、そのまま就床。3時間後に夕食を摂り、薬を飲んで、今朝まで11時間たっぷりと睡眠した。

いくらか良いのかな? でも、午前中に受診する予定。車に山積みになっている写真展関連の荷物は暫くそのままにしておくつもり。今日は一日のんびりとしていようと思う。

 

今から下山

18泊もした上高地から下山する日になりました。達成感と一抹の寂しさとが同居しています。

朝の早いうちに、自然公園財団上高地支部 若林副所長にご挨拶に伺い、写真展の結果を報告しました。また、環境省 木村管理官にもお会いして感謝の気持ちを伝えました。「 上高地  春から夏へ」写真展の話題も少々ありましたが、実現すると良いですね。

昨夜は細やかながら慰労会がありました。今年最後なのだと思うとなんだかグッと来るものがありました。閉山式以降の仕事場とか居場所を尋ねたりしながら、来年の再会を約束したり。