渓谷の入口にある小さな滝の形が変わったのは前回の訪問時(3/26)に気付いた。その時は雪があったので奥まで行かず、下流に下りながら水飛沫を撮ったから、奥の様子を目にするのは昨年の夏以来で久しぶり。台風19号の爪痕がどうなっているのか、小さな滝に挟まっていた石を押し流す程の水が流れたのだから、と興味津々だった。

滝の上に出ると今まで見たことのない光景が広がっていた。ここで撮り始めて3年になるけど、大雨や地震でも崩れたことがなかったし、撮影途中で小石が落ちて来ることもなかったので、ショック、言葉を失った。落下した樹木が何本も岩壁にもたれかかって進路を妨害している。どの樹も根こそぎ倒れているので、歩きにくい。

3mを超えるような巨大な岩は残っているけど、大半の岩石は押し流されて場所を変えている。岩のゴロゴロしていたところが砂地になっていたり、水が溜まっていたところに岩が積み重なったり。大きな水の流れがこれらの岩を動かしたことに他ならない。自然の力の大きさなどとても計り知れないものがある。

新しいルートを探りながら、足元を確かめながら進む。時には水の中を歩いたり、水の流れ落ちて来る脇を登ったりもする。まるで沢登り。岩が滑らないのでありがたい。最上部までは行かずに、滝のある岩まで進んで引き返すことにした。

戻り始めて少しすると、大曲の手前が広々として、今までとは違った位置から撮れると思い、三脚を据えて一枚撮ったその時、背後の岩壁の高いところからバリバリバリと言う音と共に何かが落下してくる音。?!? 三脚抱えて右側に数メートル移動したところでドスンドスンと地響きを聞くことに。振り返ると、太さ40~50cmの朽木がバラバラに崩れながら落下していて、辺り一面に飛び散った樹の破片が広がっている。粉々になった小片は水に流されていく。左側に動いていたら直撃だった。

落下した樹の様子を撮って来れば分かりやすくて良かったのに…今考えるとそう思いますが、その場から早く立ち去ろうと必死でした(笑)ので写真はありません。通りかかった時に、この岩が崩れて来たら嫌だな~と思って、緊張しながら通過したので、樹の次は岩が崩れるかもしれない!と思ったのは間違いありません。数日前にも四万湖で大きな樹が倒れていく音を聞きました。この時も同じ様な物凄い音でした。長雨で地盤が緩んでいる上に、樹木が水を吸って重たくなっている時期なので、倒壊しやすくなっているように思います。

今度、入渓する際にはヘルメットを着用した方が良いのかもしれません。ヘルメット着用で回避出きることは僅かで、気休めにしかなりませんが、お守り代わりですかね。

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