ホシホウジャクの幼虫が弦にぶら下がって仰け反っている。この形になると暫く動きがなくなる。弦の上を動き回っている姿より、何故かストレッチしている姿に好感が持てる。

今年もこの時期がやってきた!とわくわくしながら隣の弦を見ると、ホシヒメホウジャクがいる。嬉しくて、もう少し近くに寄せようと弦を引っ張ったら、幼虫がつるっと地上に落下してしまった。慌てて拾い上げて、もといた場所の弦に掴まらせる。案外素早く掴まることができて、ぶら下がってくれたので、その場所で思い切りストレッチの形になるのかと思いきや、のびのびーっとした姿で暫し。伸ばしているのかな?これもまぁ、ストレッチだけど。

今年こそ深度合成の画像を一枚仕上げようと意気込んで撮影したのに、うまくいかなかった。幼虫が動かなくても葉がかすかに揺れてしまっているからである。絞りを絞って、少し遠めから撮影すれば全体にピントがくるのだけど、時間が問題になるし、背景がうるさくなってしまうのを出来るだけ避けたいのだけれど、思っている以上に難しい。
去年はアケビコノハの幼虫が庭で撮れたので大興奮でしたから、今年もいないかな?と、かなりの時間を費やして探したけど、見つからない。きっといるだろうから、何処かのタイミングでお目にかかれるかも。密かに期待している。
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