歩き出す

けものみち

今年最初の山歩きはいつもの渓谷に。車は林道途中の道端に置かせてもらって、徒歩で10分ほど歩いていつもの入口に到着した。路面は薄い圧雪で覆われていた。転倒するようなことはなかったけれど、雪の下が凍っていないか確かめながら歩いた。東京で大雪に見舞われた去年の1月23日、四駆を過信して行けるところまで突っ込んで行った先で、冷や汗をたっぷり掻いたことを思い出した。四駆とて滑り出したら止まらない。この時は20㎝足らずの雪の下の路面が凍り付いていた。坂道を上り切れず、前を向いたままズルズルと下がっていく気分は最悪。

歩き出した辺りで、夥しい数の獣の足跡があった。自分の行きたい方向に けものみち が出来ていた。その先もその先もずっと続いていた。潜んでいるのかと思わせるような気配が一度だけ感じられたけど、望遠レンズには何も写ってなかった。

赤城大沼が1月2日にやっと結氷したので此処は少しは期待できるかと思って来たのに、今回も外れ。氷は付いていたけれど規模の小さめのものばかり。一段と気温が低下する頃に再訪することに決めた。流れ下る水滴が作った氷壁は少し気になった。