撮影しているところに流れ着いたメス鮭を撮ってみる。img_5026-1産卵を終えて力尽きてから間もないようで目玉は黒々としていた。尾びれの付け根を手で掴んで持ち上げてみると、口先から赤い色をした汁が滴り落ちた。触ってみると腹部はフワフワしていて、卵が出た跡が浮き袋のようになっているからだろうか、腹を上にして流れてくるように見える。この場所は浅瀬で上流から流れ付いた屍が何本も横たわっている。(昨日の写真のとおり)そのすぐ近くで盛んにメスを追いかけるオスの姿が見られる。尾びれを使って川床を掘っているメスの姿を見かける。胴体が水の中で反射するので分かる。時折、背びれが水面に出たまま横に移動していく姿も見かける。試みに動いている写真を撮ってみることにした。img_5040-1カヌーを岸に上げている目と鼻の先で、鮭が大きくジャンプする。長靴の中に水が入るか入らないくらいの深さ。オス同士が争っているのかもしれない。昼食もそこそこにジーっと観察する。川床が黒くなっているのは川海苔のようなものがびっしり生えているからで、これが歩いているとツルリツルリと良く滑る。鮭が尾びれを使って川床に産卵場所を求めているところは川海苔が剥がれて川底の石が見えている。そこに注目してカメラを構えてみるけれど、上手く撮れない。写真にあるように、腰まで浸かって鮭を追いかけた方は上手く撮れたのだろうか。img_5005-1人の気配を感じれば近づかないように思うけれど、どうだろう。水辺に近づかずにいると水中を行き来する鮭の姿を見ることが出来て、尾びれを使って川床を整えているメスの鮭の様子は何度も確認できた。だから、NHK BSプレミアムで見るような映像は、時間と労力を十分に掛けて制作された貴重なものだということが分かってくる。言い換えれば、大自然の営みはあの映像を撮る前に何時間も水の中でカメラを構えているカメラマンの労力によるものだと思える。もしかしたら水中にカメラを何台もセットしておいて、現場から遠く離れた温かな室内でパソコンでコントロールしているのかもしれない。とすると、何台もセットされた中を泳ぎ来る鮭は、自分のふるさとが随分今風になったと思うのだろうか。

それよりも気になることは鮭の遡上に関すること。自分の生きた証を残す作業を他の何よりも優先すると決めているところ。だから、屍の上を通過するときも余り考えることなく通過していくのかもしれない。TV映像は決められた時間内にツボに収めようとするから視聴者が見ていて分かりやすい展開になるけれど、現実に見る世界とは随分違っている。その、自然の営みは時間がかかるのだと言うところを来ていただいた方にお伝えが出来て、面白かったんだよ~と回りの方たちに伝えていけるような働きかけが出来たら、楽しいだろうなぁ~と思うので、来年に向けての準備を始めよっと。

若干、風邪気味。

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