田沢湖の浅瀬では翡翠色が、深いところでは瑠璃色が見られると記されている。20161002の午後、たつこ茶屋から出艇して辰子像まで漕ぎ進めた時は風もなく、太陽も燦燦と降り注ぐ絶好のカヤック日和で、翡翠色から瑠璃色までの色が楽しめた。図の中央真下がたつこ茶屋のある場所。そこから直線的に潟尻の辰子像まで漕ぎ進み、岸に沿って戻っている。田沢湖の右側に赤の線が付いているのは、当日の夕方に漕いだ軌跡。キャンプ場がすぐ近くにあるので漕ぎ出すのに便利である。
たつこ茶屋から漕ぎ出してすぐの場所では湖底の岩がはっきり見えている。写真右奥中央付近に白い建物がある場所に金色に輝く辰子像がある。直線的に漕ぎ進めていくことになる。
辰子像までの中間地点で、太陽の方向にレンズを向けて撮った中の一枚。圧倒的な存在の瑠璃色と言ったら言いすぎだろうか。岸辺から湖を眺めているだけでは「普通の湖」の範囲を出ないけど、漕ぎ出して暫くすると辺り一面が瑠璃色になっていることに気がつく。この場所に行った人だけが見ることができるだけに、感動的。この日の夕方、西の空が焼けて、素晴らしい夕焼けを見ることが出来たので、翌朝もきっと焼けるだろうことを確信したのは言うまでもない。
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