昼食を摂った後の時間は自由行動となったのでN氏と小梨平に向った。師匠のアドバイスを受けてニリンソウの開花状況を確認しておきたかった。晴れ間が出れば可憐な姿を写すことができたけど大粒の雨がいつまでも降り続いていた。小梨平。随分昔、このキャンプ場で一晩過ごしたことがあった。何も持たずに来ても快適に過ごすことができるのは今も変わらないようだ。「ここには鳥たちが上高地では一番たくさん集まってくるんですよ。」女性スタッフが声をかけてくれた。我々が樹の上の方ばかり見上げていたからだろう。鳥屋さんでないことを伝えて、その場を立ち去り、ドラマチックにガスが流れては消えていく明神岳を撮ったり、岳沢の雪渓を樹間に望めるところで撮影を楽しんだり。出来映えはともかく、久しぶりのN氏と話しながらの撮影は楽しかった。彼から谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」を紹介された。自分は東北を旅した折に熊谷達也の「邂逅の森」を紹介していた。IMG_1249-1IMG_1168-1雨降りの、15時過ぎでは新緑の鮮やかさが出る筈はないと思いながら。それでも随分たくさん撮影した。そろそろビールが飲みたくなったと言いながら引き上げることにした。天気予報によると、明日も引き続いて雨模様で、かなり強く降るらしい情報を聞きながらの夕食だった。実は格別に美味かった。今までは「上高地」の撮影会に参加することがなく、むしろ、敬遠していたところがあったのは、涸沢や槍ヶ岳方面に向けて通過する場所で、泊まるとしても西糸屋に泊まるくらい。それは、いつかは帝国ホテルに泊まってみたい気持ちはあったけれど、それだけ出すのならもう一回出かけられるし、今日のビールをもう一杯飲めるじゃないか!だったのに、目からウロコとは良く言ったものだ。遅くなりましたが「上高地」デビューです。はい。「秋の上高地」も参加です!

夕食後、師匠の部屋で講評会。自分が持参したアカヤシオの写真で師匠が呻ったのは嬉しいと言うしかない。アカヤシオをハイキー気味に処理した一枚はことの他好評だった。

撮影出来たのは幸運だったと翌朝の梓川の濁流を見て思った。夜半からの雨風は激しく、屋根から滝のように流れ落ちていく水量を見て、上高地から出られなくなるかもしれないと心配するN氏。どうやら70mm降ったらしい。河童橋を渡るのでさえ怖くなる水量で、川幅一杯に、しかも水嵩を増してゴーゴーと流れていく。何処かで土砂崩れでもあったのではないかと思わせるような黒々とした濁流。ゆっくり朝食を摂り、その後はコーヒー片手に時事(爺)放談。今回は女性の参加者が皆無だったけど、写真の話はもとより政治や経済、世の中の動きなどの話が繰り広げられた。昼前に再会を約しての解散となった。DSC_0063 DSC_0065

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