下山して数日経ったのに身体の何処にも痛みが出ないのが嬉しい。久しぶりの厳冬期の撮影行だったので荷物が重たくなる分、身体に痛みが出るのではないかと心配だった。下山するといつも背筋が激しく痛んだように記憶しているけど、今回はスッキリしている。事前の俄仕込みのトレーニングが功を奏したのだろう。今後もトレーニングには励みたい。

快晴の3日目に西穂高山頂まで単独で登ってきた若い女性がいたのは驚いた。他にも二人連れが何組か登っていったけど、うち二組が途中で転倒したり10mほど滑落した話を耳にした。ピッケルで静止し、ズボンの膝小僧が大きく擦り切れていたと言う。確かにヘリコプターが上空に飛来していた。あんなところで・・・と先生は登山技術の未熟さを口にされていた。簡単にアプローチできて雪山気分に浸れるから色々な方が入山してくるけれど、厳冬期のアルプスであることには変わりないのだ。侮ることなかれ。(写真には独標に二人の姿が写っています。)IMG_3293-13日目に夜間撮影に出かけている間、宿泊されていた方が階段から落ちて暫く立ち上がれない事態が生じていたとも聞いた。夕食時にかなりお酒を飲まれ、写真談義が盛り上がっていたのは自分も承知していた。時折、聞いたことのある写真家の名前が出てきたり、デジタルと銀塩の違いを声高に話していらして、それはそれで楽しそうに見えたのだけど。自分たちが夜間撮影で戸外に出ている時に、大きな声を出したことが睡眠を妨げたことを咎められるのではないかと気が気ではなかったのに、翌朝は「青菜に塩」を打ったように静かにされていて、その後も登られたのかどうか定かではなかった。とかく、初日は興奮してしまい勝ちなので気をつけないと。他人の振り見て・・・学ぶことはまだ多い。(写真は月明かりの霞沢岳)IMG_9321-1先生は昨年5月に大病を患って緊急入院されていた。治療は一区切りしたので、とお話されて、今年の活動計画や写真展の計画などを話してくださった。重たい荷物は相変わらずだし、少し歩くスピードが落ちたかもしれないけど、写真に対する情熱は熱くて強いものがあるので、「今後、講評会や撮影行に積極的に参加して研鑽を積みます。写真展には搬入から搬出までお手伝いさせて下さい。」と伝えた。自分の眼も撮影行予定に併せて検討しておかないと。

先生の天気の予測の精度の高さに改めて脱帽した。同じ天気図を見て、先生は低気圧の発生を予測し、自分は移動した高気圧の縁を風が吹いて雲が出るとしたけど、その後の天気図を見ると東西に伸びる高気圧帯の中に低気圧が発生していた。低気圧の先端にある雲が南側に一筋流れていたのを理解した。先生が下山予定を早めて我らと一緒に下ることにしたのも、土曜日の予想天気図から。自分でも確実に崩れるのは分かったけど、その早さと程度についてはゆっくりで弱めとしていた自分とは対照的で、明け方から強くとしたのも正解だった。確かに猛烈な風雪の朝となっていた。TV情報を少しだけ先読みする程度でしかない自分の天気予報は、PモードとかAVモードで撮影すると似ていて、肝心なところで人任せにしてしまうところが以前から気になっていた。AFオートフォーカスで撮るとなればなおのことで、最近、白黒写真を撮るようになってきたら却って気になり出したので、思い切ってMモードで撮る人に切り替えてみようかと思い始めた。

 

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