ガイドの仕事が終わったあとの時間は、天候が良ければ夜の撮影をしようと思っていたのに、薄い雲が広がってきて撮影どころでなくなってしまった。夜の撮影はまたあとにして、ブナの森を朝から撮ることに切り替えた。ブナの森に入るのは久しぶりで道路工事などが繰り返されていた関係で足が遠のいていた。ワクワクしながら山に入ってみたら、楽しみにしていた100年物の大木が途中から折れていて、様子がすっかり様変わりしていた。倒れた枝:と言っても1M超の太さで、長さも枝の広がりも15M以上の大きさ、の上に乗って歩いたりしながら感謝の気持ちを伝えることにした。あたり一面はハルゼミの泣き声が響きわたっている。ブナの新緑を撮ろうと思っていたので丁度良かったと思わずニコリ。ふかふかの土の上に寝転がって天上を見上げながら15mmで撮影したのが下の写真。このままずっとここにいたら、森林セラピー効果は絶大だと確信する。ゲストと一緒に再びこの地を訪ねたいと思ったところ。
100年物の木を探し歩いたら丁度良いのがあったので撮影することにした。青空が出ていたら良かったのになぁと思わず口にしてしまう。緑色のグラデーションが楽しめただけでも充分なんじゃないかなって。贅沢すぎはばちが当りますって。
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