IMG_5509「今年はご開帳だけど、もう行ったの?」と妹から言われていた。地元民としたら迦葉山に詣でるのはごく当然ことだと思っているから、兄貴も当然詣でるべきだと言わんばかり。そうだね・・・と受け流していたら「28日までだからね」と念を押される始末だった。本日25日(月)、かみさんが休みで何処かに連れて行けと言うので、迦葉山に出かけることにした。

迦葉山 http://www.kasyouzan.jp/ は沼田城主真田信吉の亡骸を荼毘に付したところで、埋葬した墓所が天桂寺と本には紹介されている。我が家の墓所のある天桂寺かーと思ったけど、今日は歴史に焦点を当てるのではなく、大開帳の時ならではの昇殿が叶う、これが最大の楽しみ。こういう山岳宗教の雰囲気をかみさんに分かってもらおうと考えたのが一番の狙い。左右54段ずつの階段を昇降しながら煩悩を消していく、途中で声を出してはいけない、撮影禁止、などなどを守りながら進むように説明があったのに、後からついて登って来たかみさんが「ねぇ」「ねぇ」と口にするから、ご利益が薄れていくじゃないかい。登りあげた先に立派な本殿があったので、ここは自分の財布から小銭を3~4枚まとめて入れて、プロジェクトがうまくいきますように と手を合わせた。緋色の袈裟を着た老僧がひとり黙想していた。紙幣をも入れた方が良かったかな?と思ったり。ひと家族1000円支払って昇殿したけど、予備校生の時のようにご祈願していただいた方が良かったかもなぁ。先を急ぐことにした。IMG_20150525_3567

昔、バスは透門まででお寺までは山道を登った。途中の山門あたりで一休みして、薄暗く湿り気を含んだ山道はひどく長かった記憶がある。途中に烏天狗の像があったり、たしかお稲荷様の祠に白い狐の赤い耳が記憶にあり。馬隠杉が見えてくると山道も終了で、暗がりから抜け出して、その先に見た本堂の大天狗は圧倒的だった記憶。父母に良く叱られた幼少期のころ、言うことを聞かない時は「迦葉山の小僧に出す!」が決まり文句だった。小僧に出されたら毎朝暗いうちに山門までの道の掃除をさせられると言われていたので、それはひどく辛かろうと、真剣に考えていた。途中で獣や蛇や虫などが襲い掛かることもあろうし魑魅魍魎の類は計り知れないだろうと子どもごころが大きく揺さぶられた。お陰様で想像力は逞しくなった気がする。車の通れる道が整備されて山道を歩く人も殆どなくなったけれど、今日も車で登って行きながら当時のことを思い出して笑ってしまった。

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