昨日19日は取材も一段落して午後には無事にクランクアップとなった。19:30pmから打ち上げがありますと声をかけられたのもあるけど、恥ずかしげもなく参加したのは、スタンさんや茂先生に会場で会えるのではないかと期待したからだった。でも実際はスタンさんと我らだけだったので少々淋しい気分がしたのは最初だけ。美味しいお酒をたっぷりといただいて23時過ぎまで大盛り上がり。今回担当してくれた学生さんと大切な時間を過ごせたことを感謝しながら、会場をあとにする。翌朝、天気も良いことだし身体を動かしたい気分だったので、暮坂峠周辺でまだ歩いていないところを一人で歩くことにした。9:00am頃に八石沢川の途中から山道に入って、これが所謂「牧水コース」で、良く整備された山道を快調に登っていく。途中の分岐点付近は森林整備が大規模にされていた。更に進むと分岐点。なんだか前に見たことのある山道。そう、スタンさんの散歩道だ。中之条ビエンナーレ2013の時に歩いているので、とりあえず「牧水コース」はつながった訳なので、少し歩いたけれど途中で引きかえし分岐点から左(東)方向に歩いてみた。大きな樹木がたくさんあるところで撮影タイム。お腹も空いてきたので来た道を戻ることにした。
昼食は蕎麦の「暮坂」で摂ろうと思っていたのに、店先に「失恋中」と書かれてシャッターが下りている。深刻そうなので、道の駅まで下りて「しらすな」でもりそば600円を食べて引きかえした。次の目標は、湯の平温泉に向かう道に赤い足跡をつけることだ。温泉口からかなり登り上げて、おそらくあと少しで稜線だろうと言うところで引きかえしていたので、どうしてもつなげたい思いで歩き始めた。登り始めのところだけは笹が繁茂して道がはっきりしなかったけど、踏み跡らしきところを辿っていったら良い山道が続いていて、思ったよりも快適に赤のトレースがつながった。その先を少し辿って登ってみたけれど標高1053mあたりで斜面が急になってきたので、ここまでとし、まだ歩いていないロングトレールは後の楽しみにした。
花楽の里でトイレ休憩をして暮坂峠に直行する。スタンさんと19日の夕方に会った時に、実に嬉しそうに「新しい道」を紹介してくださったから、歩き初めをしようというのが目的。なるほど、これは歩きやすい、子どもでもご婦人方でも快適に歩ける、小川も渡れるし・・・と思っていたら、道が終わってしまった。まだ製作途中なのかもしれない。これもあとの楽しみにしよう。
西の空を見上げたら黒い雲が黙々と湧き上がっていたり、風が強く吹き出したりしてきたので、15:30pm過ぎに帰路に就いた。我ながら良く歩いた一日だった。
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