昨日の三枚目の写真をディスクトップに表示できるようにして、とても満足しながら、この映像にはどんな音楽が合うだろうかと考えていた。映画「剣岳点の記」で、雪山を黙々と登っていくシーンにヴィヴァルディの四季の冬の第一楽章が流れて、胸にぐっと来るものがあったから。映像をより効果的に演出してくれる音楽の存在は大きいと思ったけど、三枚目の写真に合うのはジャズじゃなさそうだし、ショパンでもブラームスでもなさそうで。シベリウスも好きだけどテンポが違う気がするし。脳裏にはやはりヴィヴァルディが流れていたように記憶していたのに、先ほどYouTubeで聞きなおしてみたらちょっと違っていて、春の第二楽章よりは冬の第二楽章かも、今が春だけどなんか違うよな~と。
一昔も二昔も前の話、下宿の友達三人と野尻湖畔に早朝に辿り着いた時に、湖面にはガスが流れて白くなって、ところどころが見え隠れする湖畔の風景を目の当たりにしながら、「この場面に相応しい音楽を選ぶとしたら何にしますか?」と問われた時に、自分が思いつく楽曲の少なかったことを嘆いたのは横において、ブラームスの弦楽六重奏曲、それもメニューンの録音で、と答えた友達に脱帽した記憶。彼と友達でいられた自分は幸せかもしれないと思ったり。
YouTubeでドビュッシーの月の光:ベルガマスク組曲:が流れてきたら、なんだかそれに近いかもしれない気分になってぐっと落ち着いてきた。日頃から聞いている音楽に合わせた映像や動きがあるのかもしれないなぁ、なんて思ったりもしたのでした。
月の光に合わせるなら・・・せっかくだから、今年は「天空の湖」と月とか満天の星とか天の川を何年ぶりかで撮影してみようかなという気になってきたのでした。この写真にならドビュッシーが似合いそうな気がするし、ウォンwongさんの音楽も似合いそうな気がしてきた。
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