地図を見ていると道が付いているから行ってみたくなって、そう思うともう行ってしまうところは性分と言うしかない。池の峰駐車場に車を置いて歩き始めたけど、等高線が示すように先に行くほど歩きづらくなって来る。GPSで残した線(赤)と地図上の点線との差は何だろう。自分は九十九折を下って行ったから赤線の示すとおり。ハンノ木沢に着くと小屋が一軒建っていて、その先には取水口が見える。野反湖に水を流しているのは青い点線が付いているから分かる。川幅一杯に広がっている堤防のようなものは北沢からの導水管で、地図上でも青い点線で記してあるように地下トンネルが掘られている訳で、野反湖に注ぐ水を集めているのが分かるけど、道路の下を潜るこの水路はいつ、誰が掘ったのだろうか?少し興味が沸いてくる。それはそれとして。ハンノ木沢を遡行してみることにしたのは、タカンボウ沢と堂岩沢の合流する地点の広場に興味があったから。
確か太くて大きな樹木があって、ダケカンバとコメツガだったように記憶しているけど、尾根から滑り降りてきた時にホッと一息いれられた空間だったから、もう一度その場に行ってみたい思いがあった。
合流した地点から更に先に歩いてみたら太くて大きな樹が確かにあった。でも笹の量が凄すぎる。自分がここを訪れたのは3月上旬だったから雪に埋もれていたことに気が付いた。試しに少し歩き回ってみたけど、全然進まない。ところどころに水溜りがあったり、いつ熊が出てくるかもしれない不安もあるし。少し登ろうとすると笹が邪魔をする。自分の胸の高さくらいある。野反湖の笹薮は特に歩きにくいらしい。
思い描いていたプランは困難という結論に至った。
今朝の野反湖のミラーレイク。余りに美しくかったので、FBとtwitterに写真をアップしました。
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