六合小学校の児童30名を引率して根広尾根を下ってからもうすぐ一週間になる。4~6年生は日頃から足腰が鍛えられているのだろう。都会の児童生徒とは全く違っていて泣き言のひとつも聞こえてこなかったから、自分はすっかし安心していたのかもしれない。野反湖でバスを降りた時に強い風が吹いていて思ったよりも寒いことが気になったけど、富士見峠までの湖畔の遊歩道は出来るだけ急ぎたい思いを持ったのは、天井を覆っていた黒雲の動きに影響されたかもしれない。途中で児童に幾つかの質問を投げかけてみても答えが返ってこなかったのも不思議な感覚だったし、野反湖の魅力や草や木の名前などにも反応が乏しいのが気になった。それよりも隊列を崩さずに一生懸命に歩くことに徹しているように思われた。自分もバスを降りた時に急に先頭を歩くように指示されて動揺したのもあって、いつも一緒に歩く筈の山岳会会長が不在だったことが大きい。と言うか、最後尾を歩くつもりでいた自分も甘かった。今回の遠足の目的が体育的な意味合いが強いのか、自然体験的な意図が多いのか、山岳会の支援できる範囲はどこまでなのかが不明瞭のままスタートした点があとになって悔やまれてしまった。山岳会と学校とで事前にすり合わせた内容が伝わっていないから、戸惑い続けて歩く際の速度がアップしたりダウンしたり。隊列の後方から「もう少し早く!」だったり「15分ごとに休みを入れて!」と声がかかる。昼食時刻と到着時刻に合わせるのが目的化している悲しさ。一人も脱落することなく目的地の尻焼温泉に予定時刻どおりに到着したけど、もう少し工夫すれば素敵な山歩きだったと悔やまれてしまってションボリ。IMG_0321

 

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秋季遠足 学校は出来るだけ経費をかけずに成果を上げたいと企画したので、我ら山岳会を招集することで安心材料を得たものと推察される。歩くコースは、歩くことの少ない野反湖東岸の遊歩道は是非歩いてもらいたい、根広尾根も下ってもらいたいと言う熱意が先行した選定だったと思われる。経費と熱意とが先行した結果、置き去りにされた児童が楽しかっただろうか?と疑問が沸々としてきた。もっとワクワクした遠足が演出できなかっただろうか?と反省することしきり。浅間・吾妻エコツーリズム協会がガイドする際には高い賃金が発生する。でもそれに見合った情報量を提供することで子ども達が満足を持ちかえれるようにしている訳で、事前準備や下見やスタッフ間での打ち合わせにも十分な時間を割いているけど、今回はこの点が反省材料に。せっかく地元の山岳会が参加するなら、事前学習の段階から教室に入りたかった。児童のアイディアも盛り込みながらコース選定や課題設定をしてみたかった。天候が荒れた時の別メニューなども一緒に考えたかった。そういう交流を通して記憶に残る「秋季遠足」に仕上げたかった。つくづく残念に思うばかり。

来夏のキャンプで三壁山を登る!と校長は鼻息が荒い。確かにこれで野反湖の周辺の山々や遊歩道を完全に制覇することが出来るし、校長は定年前にして三年越しの目標を達成できることになる。しかし子ども達は同じ思いを共有できているだろうか・・・三壁山は登るにしても、ただ登るだけではなく楽しみを見出せる『三壁山の夏2015』を浅間・吾妻エコツーリズム協会六合事務所から提案できるようにしたい。年度早々には校長宛に計画(案)を提出しようと思うのは、今回の秋季遠足でできなかったことの穴埋め作業かもしれない。無料と言う訳にはいかないけれど、それに見合った情報長を盛り込むことが「秋季遠足」の償いになる筈だからである。

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