IMG_20140602_155802父の葬儀を終えてもしばらくは実家に残ることにした。ずっと世話をし続けていた妹の心労を思うとすぐに自宅には戻れなかった。葬儀後は弔問に訪れる客も僅かなので、時間の合間を見てはご近所への挨拶を済ませたり、市役所に出かけて市民課、保険年金課の窓口で必要な手続きを済ませたり、住職の予定に合わせて四十九日の法事の日取りも決定したり、父の盆栽が置かれた庭を整理をしてみたり、衣類を片付けてみたりと、やることが山のようにあるので驚く。あれもこれも一度に解決できないけれど、毎日、妹と食事を共にしながら、これから先の生活にも思いを馳せる時間が十分に取れたような気がする。そんな状況下の今日、入院中の母の主治医からカンファレンスの要請があった。退院が迫って来ているのは分かるけれど、具体的な展開になったら新たな試練が始まるような気がすると思いながら、医師からの話を傾聴した。仕事をしながら母の介護をするのは大変だろうと気を使っていただいたようだけど、本人の意思は無視できない。母親自身は家に帰りたがっているのだから。ショートステイで凌ぐ方法でケアマネにあちこち探してもらうことにした。妹が動けなくなれば最終的には療養型の施設になるだろうけれど、今は在宅以外考えられない。

連絡を受けたあの日から一週間が経過した。たくさんの人が動いてくださり色々な意見をいただいた。長男の自分には耳の痛くなる様な話は枚挙にいとまがなかった。できることをしてきたのであって何もしなかった訳ではないし、これからもその気持ちには変わりはない。
父が愛した庭に真っ白の花ばかりが咲いていたのには少し驚いた。今日になってほんのりと赤みを帯びた花びらが開花したけど、この一週間、白い花以外咲かなかったのだ。花たちは自分の主の死を理解しているのかもしれないような気がした。単なる偶然では片付けられそうにないような気がした。

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