朝4時から起きて会社に行こうと黙々と除雪している若夫婦がいた。自宅前のアパートに最近入居した方たちだけど、手にしているのはチリトリ。それではさすがに無理でしょ?我が家の道具を提供して少しは作業が進んだ様子。今日は仕事は無理ですよね・・・・そう思います。雨が降りだしたので休憩を入れて、雨が上がった3時過ぎから6時過ぎまで延々と除雪。雪国ではないから道路に雪が積もっても除雪車が入ることがなく殆どが人海戦術。この地区の人たちは道を開けることに熱心だ。車一台分の道路が開いた。めでたしめでたし。
除雪ですっかり疲れ切って、夕食を作る元気もないからコンビニで何か買って来ようと歩き出して驚いたのは道がないことだった。除雪する前の状態のままの道路には誰かがつぼ足で歩いた痕があるだけ。そこに雨水が溜まっていて歩きにくい。コンビニに到着するまでに放置された車がある。あのハマーが亀になっていて、なんだかニンマリしてしまうのは悪い性格。コンビニの陳列棚には何もなかった。東北大震災直後のような気分。ビールと鏡月を買って17号線にある吉牛に向かうと、北に向かう大型車が大渋滞を起こしている。関越自動車道の開通待ちの車か・・・緊急自動車は南に向かう路線を行き来している。車が動かないことには除雪車も動けないことになるだろうし。誰も応援に来てくれそうにないので自分たちでなんとかしないといけないけれど、限界があるし緩やかに孤立した感覚がある。
道路情報や鉄道情報などを見ても動ける気配がないのだから、月曜日がどうなるのか心配になってきた。家の前の通りだけが通れるのではどうしようもない。日曜の段階で適切な指示をいただけるとありがたい。緊急対応用の携帯がいつ鳴りだしても全く対応ができないのだからこちらも酷く心配になる。だからだろうか?風呂に入っていたら遠くで携帯の呼び出し音が鳴り続けているように聞こえる始末。危機感をひしひしと感じる事態だから やっぱり災害ですよ。これは。
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