登る時はいつも雪のある時と決めていたので山道に雪がないことが新鮮に感じられた。雪のせいでいつもルートを見失ってしまい樹林帯の中を彷徨うことが多いのに、今回は全く迷うことなく登って行ける。しかもコースタイムよりも少し早いくらいだ。上出来すぎかも。野反湖駐車場は気温が3度だったが陽が昇るにつれて気温が上昇。堂岩山から先の稜線では強い日差しもあって暑いくらいだった。無風快晴。猟師の沢の頭から先の下りにはいつも溜息が出てしまう。紅葉の撮影には少し早い感じがあるけど、眺望の効く今がきっとベストかもしれない。期待したダケカンバの葉はまだ緑色なのに周辺が赤茶けていてチリヂリになっているので台風の影響かと思ってしまう。ツツジの類も梢の先を飛ばされてしまったものも稜線ならではの風景だ。先生から指示された課題を思い出しながら撮影に入る。

前回5月中旬に登った時に雪を踏み抜いて左足脹脛肉離れを起こした場所も順調に通過でき、左足に全く不安は感じなかった。それよりも右側太腿の裏側の痛みが再発しないか気にしていた。でも殆ど不調を感じることなく歩けたけれど、頂上直下の急登で足の筋肉がプルプル言い出して困った。行き交う人と立ち話をすると俄かに復活の兆し。暫くは意気揚々と歩けるけどすぐにまた足取りが重くなってしまっていた。涼しい顔をして山頂に到着する。先行者二組4人。息が上がるよりは脚力の限界を感じながら、お湯を沸かしてラーメンをすすり栗ご飯を食べる。山座同定の楽しみ。展望は良好で360度遮るものがない。富士山が遠望できる。北に苗場山、佐武流山、鳥甲山。西側に岩菅山と草津横手山の奥に北アルプスが見える。南側は榛名山、赤城山、中之条嵩山、高田山。雪のある時期の眺望と違うので頂上広場がすごく狭く感じる。

往復にどれくらいかかります?と地蔵峠あたりで藤岡の初老の夫婦から尋ねられて10時間ですねと回答したとおり17時に登山口に戻った。一日で歩くには長すぎるから途中に小屋でもあれば良いですねと仰っていたが、自分もその意見に賛成で、多くの入山者は昼の時間だけを見て帰ってしまうだけなので勿体無いような気がしている。朝夕のドラマチックな景色を見たい自分としては小屋があればと思ってしまう。テント泊でも良いんだけれど稜線上でテン泊できるところには限りがあるし、水がないことが致命的かもしれない。

還暦前に行けたことを喜びたい。今日は60歳の誕生日。

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