結局、芳が平になりました。と言うのも、標高2000mを超えないと紅葉の色が出ていないこと、出ていても場所は限られること。また、左膝の調子が今ひとつだから出かけた先でトラブルが起きたら・・・と不安もあって、余り無理せずに行けるところを選択した結果でした。車で渋峠に乗り付けて一気に下ればあっという間だ。帰りを少し時間をかけて慎重に登れば大丈夫だろうという見込みで、山靴を履いて歩き出したらなんだか調子が良いみたい。これなら軽快に歩き通せるかもしれない。

尾瀬と同じ高層湿原である芳が平に立つと、草紅葉の中に池塘が点在して予想通りの美しさ。ナナカマドが笹原に鮮やかな赤を見せているし針葉樹が脇役を演じている。尾瀬ほどの広さはなくてコンパクトにまとめられたところが気に入っていて時々訪れているけど、秋もまた格別だなと思う。また尾瀬のような混雑がないのも良い。自分としては中之条町六合入山にあることがすごく大切だ。今まで芳が平ヒュッテに一度も寄ったことがなかったから、今回は昼食をとるか珈琲でもどうかと思っていたのに出発してしばらくして財布を忘れたことに気がついた。前回も全く同じで粗忽者と思われても仕方がない。

時々スポットライトの陽が射してくる中で、撮影にたっぷりと時間を割けたので帰ることにした。下りよりも登りに要注意だと思っていた膝だけど、思いのほか軽快に足が進む。自分でも少し内股気味に歩を進めた方が良かったのかもしれない。なんて思っていたら左足が滑って膝だけで何とか維持しようとした瞬間があってグキボキジュワーな感じでやば過ぎ。一瞬、膝頭周辺が熱くなった。止まり痛みが引くまで立ち往生。でも僅かな時間で回復ができてアクシデントはその時だけ。空腹を抱えて車に乗り込む頃にはガスが立ちこめたいつもの道になっていた。

カメラのレンズを長くすれば見えるものはあるかもしれないけど、それでしかない。展望のきく場所から狙っても、芳が平で感じる光と空気感とは全く違ったものになってしまうから、現場に行くことが全てだと思ってしまう。とくに最近は現場主義の傾向が強くなっているように思う。24mmの広角レンズで十分だと思う。

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