前日の、津和野から出雲に向かう車中で見た日本海の夕陽。どこで見てもきれいだな~。 こんな夕陽が鳥取砂丘でも見られると良いなぁと期待していただけに、翌日の行動が途中で
変更になってしまい落胆。おまけに途中から雨模様。雷も鳴り出す始末だ。 予定したのだから、この場所だけまたあとで来る訳にはいかないから、とか何とか言いながら、足立美術館を駆け足で見て回って、砂丘に到着したけれど、日が暮れる時間だった。
学生の頃から新潟に長く住んでいたから海岸の砂浜のことならおおよそ見当が付いていた。鳥取砂丘も同じようなものだろうと高を括っていたのは間違いない。駐車場に車を置いて直ぐに浜に出られるところも同じじゃないか。ちょっとだけ見て帰ることにしよう。そう決めて砂浜に出てみて驚いた。自宅近くにある総合体育館の屋根の高さにも匹敵する砂の塊が、左右に延々と横たわっているじゃないか。恐る恐る近づいてそのまま一気に駆け上がってみた。日本海の波打ち際が足下に見えて爽快そのもの。学生らしき男女のグループが数名駆け上がってきていた。楽しそうな歓声が上がっていた。懐かしいな学生時代。
陽が落ちたら急に辺りは暗くなった。空腹を抱えてかみさんとトボトボと歩いた。振り向いたら日本海にイカ釣り船の漁り火が並んで見えていた。今宵はイカで一杯飲もうと思った。
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