デジタルカメラが進歩し続けていて3000万画素を超えるカメラが割と良く売れていると聞いた。創作意欲をかき立てるようなカタログが巷に溢れているから、ひょっとしたら自分にも撮れるのかもしれないって思えてしまうからだろう。罪作りだと思う。確かに、撮影した時点ですぐにその場で確かめることも出来るし、露出調整も簡単に出来るようになったから無駄な失敗が少なくなったし、その場で確認してもうまくいかなくてもとりあえず撮っておいて、自宅のPCで編集すればいいんだからと考えることが多くなった。デジタルカメラを持つと何でも出来そうだという幻想を抱きやすい。それでシャッターを押したら良い写真が撮れてしまった人はそれで良いんだけど、たいていの方はデジタルになっても苦労している。例えば、画素数が大きくなればPCのスペックを上げなくてはならないし、レンズも明るいものが要るようになるのかな?と考えてみただけでも沢山のお金が必要にならないかな?自分の経済力ではとても無理だなぁ~。フィルムほどではないにせよ保管する場所も苦労しているのではないか。DVDも有限だしHDもミラーリングをしておく必要があるとか。我が家のPC環境ですら複雑化してきている。でも、そもそも何を撮りたいのか?何を表現したいのか?が原点だった筈だ。デジタルで撮るのかフィルムで撮るのかは方法手段に過ぎない筈だから。自分は何を表現したくて写真を撮り続けているのだろう?!

先生に薦められて黒岳山頂からお鉢平展望台まで行ってみた。展望台から覗き込んだところを撮ってみた。大雪山の爆裂河口とカルデラは実にみごとだ。中央を流れる川と赤茶色の土や岩に特長がある。右側から冷たい湿気を含んだ風が強く吹き付けている。ガスが一瞬晴れ、またガスが濃くなってホワイトアウト、10分ほど待ってまたガスの晴れ間を見計らって撮影したのだが身体がすっかり冷えきってしまった。山屋さんとは違って通り過ぎれば良いのではないから一枚を仕上げるのに時間がかかることが多い。僕は、このカルデラの大きさ・広がりを上手く表現できなくて苦しんだ。結局4枚の写真を合成することにして、大きさ・広がりを表現できたと思う。でもデジタルカメラの罠に陥ってしまっているんだと思うな~  うーん。

先生はお花畑に残って粘り強く撮り続けていた。(つづく)

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