この日は未明からの撮影でした。ここは撮り続けたい場所の一つで、今回は天候の回復待ちの状態でした。運良く高気圧が張り出してきたので前日の雨が効果的な演出をしてくれました。
実は人工物(家屋や鉄塔)が入ってしまうことを嫌うのが山岳写真や風景写真なのですが、この場所を撮るのは私としては特別扱いにしているのです。
流れる雲の上に見える嵩山(たけやま)は、古代から「霊山」として信仰の対象となっている山ですが、その背後に雪をいただいた白砂山が見えています。撮影した時に翌日の撮影を決めた訳ではありませんが、考えなかった訳でもありません。
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