我が家の夕ご飯にとろろ芋が出ました。すり鉢にたっぷり用意してもらい美味しくておかわりしました。すり鉢ととろろ芋といえば思い出すのが池の平小屋。
池の平小屋の夕飯にはとろろ芋が出ます。立山室堂から剣御前を経て剣沢を一気に駆け下り、真砂沢ロッジで泊まってから池の平まで登り返しての長い長い道のりですが、昨秋10月の初旬に訪れた時に大きなすり鉢で出してもらったことを思い出しました。あの時のうまかったこと。
というのも、剣沢は昨秋の大雨の影響でズタズタに壊されていて、冷や冷やの雪渓下りだったことや宿泊した真砂沢ロッジで直下型大地震の直撃(たぶん震度5強)を受けて腰が抜けそうになったこと、また、こともあろうに池の平小屋でも直下型大地震の余震(震度4程度)を受けて、大自然の驚異を身をもって体験していたからでしょうか?けっこう緊張したせいもあってへとへとになっていたのですが、丼飯もあっという間に喉を通り抜け、とろろ芋だけでお代わりもしたほど。おいしくてお腹一杯になって、それはそれは幸せ満点で、ゆっくり身体を休めることが出来たのでした。それにそうそう、池ノ平小屋にはお風呂があるんです。これがたまらない。叫んじゃいました。さいこー
とろろ芋は疲れた身体に栄養を送り届けてくれる重要な役割を果たしていました。写真は早朝の池の平にて。紅葉はいまひとつでしたが雪が降りていました。
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