晩秋の落葉松

写真展会場を一度だけ離れて撮影に出たことがありました。梓川沿いに赤い実を付けたナナカマドがあって、10時過ぎると光が射し込むので、その時を撮りたいと話したら実現したのです。

涸沢のナナカマドは背が低いので撮りやすいけど、上高地は背が高く仰ぎ見るばかりでうまく収まらない。稜線を背景にして何枚か撮影してみましたがいまいち。コナシの実を見つけて撮るも枯れ枝が邪魔をしていることに後で気付いてガックリ。時間も時間だからと諦めムードでバスターミナルの駐車場に出てみたら、晩秋感に溢れた落葉松が輝いるところに出くわした。黄葉の盛りの落葉松も素敵だけど、老成した落葉松も捨てがたく魅力的。写真は何枚か撮影した中の一枚をあげてみました。

 

奥穂岳倒影

宿泊先から出て暫く歩かないと稜線の様子は分かりません。部屋の窓から外を見て、ガスが出ているから今日は無理だろうと思っていると奥穂高あたりだけ出ていたり。現場はいつも行って見ないことには始まらない、のです。

この日は写真教室の朝で、自分は朝食を摂ってから遅れて現場に行くと、宏倫先生と何人かの生徒が水際まで降りて撮影していました。暫く眺めていましたが面白そうなので参加。川の岸部寄りに大きな石がありその上の水が溜まっているところに、なんと奥穂高を倒影させているではありません‼️真似してさっそく撮影。此の時は20mmのレンズを宿泊先に置いてきてしまったことを悔やむ。ところがこの石近くにまで辿り付くのが一苦労。石の上がツルツルに滑る。腰を落として恐る恐る進んでいく。勿論、三脚など立てられないから手持ちで縦位置。ぶれることを覚悟で撮る。本当ならじっくりと時間を掛けたいところ。時計を見ると8時10分前。開場のタイムリミット。

樹上の猿

猿には3日に1度の頻度で会いました。木の実がたっぷりと付いた樹上にいる猿を撮りたいと思っていたので、良いタイミングで撮れてラッキーでした。

宿泊先を出て暫くすると彼ら集団に出くわすことが多く、そういう時はすぐに望遠レンズに直して撮りながら進みます。何頭も一緒になってこちらに向かってくる場面は迫力があり、撮影はそこそこにして写真展会場に急ぐことにしていました(笑)。

 

カラス

写真展の後片付けが進み、残った荷物の量は僅かになりました。大半は保管場所に移しただけですが、生活エリアが広々とするのは大切です。その後、書きものを少しして郵送の準備までしたところで今日はお終いに。書きものはまだあるので、本日一日かけて終わらせるつもりです。

上高地写真展の開催中は会場に殆ど張り付いていましたので、撮影は朝の早い時間か夕方と決めていて、宿泊先との往復する間だけで撮ることに。勿体ない思いもありましたが写真展に集中することに決めていました。と言うのも、一度、早朝の撮影に出た時、撮りたい気持ちが昂じて時間が押してしまい、帰還してから後の朝のルーチンワークに支障が出たからでした。二兎追うもの一兔も得ず・・・のとおり(笑)

上の写真は撮影の機会の少ない中でも楽しみながら撮れた一枚で、夕焼ける奥穂高を見上げて鳴く烏。ハシブトカラス。

 

静養

たっぷりと睡眠が取れたので夜中に目が覚めてしまった。完全に回復したと言うよりは薬が効いている感じだけれど、溜まった事務仕事は出来そうな気がしたので離床。積まれている郵便物を他所に置き、領収証の紙片を脇に片付けて、久しぶりに座る。

前夜、先生から連絡があったのに出られず、気が付いたのが夜遅い時間だったから、朝一番でこちらから電話することにして、話す内容をメモしてみたら予想以上に多かった。プリント代の算出方法についてが一番重要な話題。明日までにはなんとかします。厳冬期の計画は予想以上の反響ありです。12月に講評会を入れませんか?忘年会も。写真展関連の残務処理、会場内レイアウト図、プリント指示したものの要不要など逐一確認。貴重な資料はいただけることになった。また暫くの間、先生の作品を自宅に飾れることになった。来年6月までの撮影計画は公表できるようにした方が良いだろう等々。17日(土)には上山予定だとのこと。つまり明日までに何とかしよう。そう思いついてエクセルに噛り付いたまま一日が終わった。途中で整形外科で電気に当り午後には精米所にも出かけた。戻って来るとエクセルに貼りつき、途中で車に積みっぱなしにしていた写真展関連の荷物を下ろすことも出来た。身体はしなやかに動いていて背中の痛みは余りない。でも咳が出始め痰が絡み始めた。熱は出ていない。おかしな風邪だなぁ~全く。

計算式はほぼ完璧に仕上がったのに、風邪が抜けない。回復が見込めない。間に合わないかもしれない。悲しい。

下ろした荷物がまた広がって家の中を狭くしている。次の写真展でまた使えるからそのままそっくりしまっておくのが良さそうだ。今日は荷物の片付けをしながら、温かくして静養に勤めようと思う。

 

 

診察に

この薬を飲んだら咳も痰も洟も熱も全て解決したのですと、スマホの画面を見ていただきながら主治医に話すと俄に信じがたい顔で、すぐにパソコンで薬の成分を調べ始めた。細かな説明があって症状が改善したのだからと新たな薬を処方はしないことになった。背中の痛みは整形外科の範疇だけど、安心材料を得るために採血。悪い結果が出れば先生から連絡が来ることになった。

トワサンクのアップルパイは美味しい。ビックリした。TV東京の上高地の中で村上佳菜子が「美味しい」と言ったとおり。「ジャムとコンポートの間・・・」「わかる?」

午後に近所の整形外科を受診した。レントゲンを撮り診察した限りでは重症ではなさそうだ。両手を広げて上げながら背中を伸ばすのが良いみたい。老人性円背?!??そう言えば、一時帰宅する度にストレッチポールに乗りたいと思っていたことが急に思い出された。うーむ。暫くの間、電気治療に通った方が良さそうな気がする。

体調悪化

上高地写真展の間ずっと、咳が出て、痰が絡み付いた。就寝中も、喉元でゼロゼロとした音が続いていた。一向に回復する気配がなく、横ばいが続き、背中に痛みが出て来るようになった。気が張っているから、なんとか乗りきれたのだろう。写真展が終わり、片付けも終わる頃になると様態は更にひどくなった。発熱を感じたり、洟が出始めた。手持ちのバファリンやチョコラBB等を飲み、下山のハンドルを握った。

バスターミナルの南側にある大学の診療所を受診すれば良かった。松本市内のドラッグストアまで車で下りて必要なものを調達できたのに。下山する車の中で気が付いた。

レイクウォークの納め会が夕刻に予定されていたけど、キャンセルの連絡を入れた。途中で昼食休憩。薬屋で柴胡桂枝湯サイコケイシトウを手に入れた。早く直さないと❗

眠気と戦いながらなんとか無事に帰還。ところが頼りの主治医がまさかの休診。やむなく、そのまま就床。3時間後に夕食を摂り、薬を飲んで、今朝まで11時間たっぷりと睡眠した。

いくらか良いのかな? でも、午前中に受診する予定。車に山積みになっている写真展関連の荷物は暫くそのままにしておくつもり。今日は一日のんびりとしていようと思う。

 

今から下山

18泊もした上高地から下山する日になりました。達成感と一抹の寂しさとが同居しています。

朝の早いうちに、自然公園財団上高地支部 若林副所長にご挨拶に伺い、写真展の結果を報告しました。また、環境省 木村管理官にもお会いして感謝の気持ちを伝えました。「 上高地  春から夏へ」写真展の話題も少々ありましたが、実現すると良いですね。

昨夜は細やかながら慰労会がありました。今年最後なのだと思うとなんだかグッと来るものがありました。閉山式以降の仕事場とか居場所を尋ねたりしながら、来年の再会を約束したり。

 

後片付け

岩橋崇至写真自然塾写真展「 上高地 秋から冬へ 」が昨日、23日間の会期を終了しました。来場者数は3,888人でした。大変ありがとうございました。

私の予想は3000人と少し高めに設定していました。上高地の標高1500mの倍数であり、稜線の標高の示す数値3000と重ね合わせていたと思います。それは期待値でもあった訳ですが、実際には富士山の高さを超えたことになり、素直に驚いたり喜んだりしています。関連して、会場用に準備したDM1000枚の殆どが配布されました。自然塾の活動の様子を書いた「ごあいさつ」500枚もお客さまの手元に移りました。

大盛況のうちに写真展を終えることができたことは、環境省 木村管理官、自然公園財団上高地支部 加藤所長をはじめとしたスタッフの皆さん方のおかげでした。大変ありがとうございました。

本日は一日をかけて後片付けの予定です。会場から作品を搬出して車への積み込み、宅急便の手配、控室の整理整頓と清掃で、自分たちが使ったところは全てきれいに仕上げて、感謝の意思を示そうと考えています。

写真展最終日

いつも世話になっている宿泊先の夕食にブリの刺身が出た❗こんなことは18泊するなかでも初めてだったので驚いた。岩魚の塩焼きも出て、頭から全部食べられたので日本酒が進んだ。3時間以上囲炉裏の火で焼いたものらしい。嘉門次小屋の夏の夜にあるじからご馳走していただいた岩魚せんべいの美味しさを思い出した。

写真展会場を後にした昨日の夕刻。稜線が赤く焼けた。長期間の滞在中初めてだったので、梓川河畔から河童橋にかけて何枚も撮影しながら歩けたのはとても良かったと思う。

稜線が赤く焼けたのも美味しい夕食をいただけたのも、みんな、写真展を頑張ったご褒美なのかもしれない。そんな気がした。

amazing と incredible との違いをインフォメーションセンターのお姉さんに確認する。厳密な定義をした上で会話されている方の方が少ないので、その時に思い浮かんだ言葉で会話したのだろう。amazing は良い評価をする場合が殆どなのに、incredible は良い意味にも悪い意味にも使える両面性がある。でもきっと写真を見て感動したので、その様に伝えたのでしょう。とのこと。勉強になるなぁ。

「 上高地 秋から冬へ 」岩橋崇至写真自然塾写真展は本日最終日を迎えました。いままでにたくさんの来場者をお迎えしています。ありがとうございます。ご覧いただいて、気持ちが少し温まるようでしたら幸いです。本日は16時まで開場しています。